住宅総合調査協会ブログ

雨樋が壊れた!?修理の相場と業者選び

目次

  1. そもそ雨どいの役割って?
  2. 壊れたままにしているデメリット
  3. 雨どいの不具合の見方
  4. 平均の相場と業者のご紹介

ある日、偶然雨どいが壊れているのを発見。

でも家を建ててくれた業者はもう疎遠だし、

知り合いに大工もいない。

 

「特に問題なく今暮らせているし、まぁいっか。」

なんて放置していませんか?

 

壊れた雨どいを放置すると

実は大変なことになってしまいます。

 

 

そもそも雨どいの役割って?

雨どいは何のためにあるかというと、

建物に降ってくる雨水を集めて、

適切な排出場へまとめて流すものです。

 

雨どいは

屋根の軒先に水平についている軒どいと

軒どいから垂直に地面に向かって伸びている竪どい

で構成されています。

 

雨どいの寿命は大体20年ほど

といわれています。

ただし、平均をとっているので同じ型の雨どいを使っていても

十数年で交換しないといけないことになったり、

20年経ってもまだ使える場合もあります。

 

いずれにしても、たまにはゆがみの有無や

穴があいていないか、などの確認はしてみてください。

壊れたまま放置をしていると、

大事なお住まいに

深刻なダメージを与えてしまうこともあります。

 

壊れたままにしているデメリット

では、雨どいが壊れている

どういった影響があるのか

お話をさせていただきます。

 

まず極端な例ではあるのですが、

仮に雨どいがなかったとしたら、

屋根に降ってきた雨水が軒先から

地面へと落ちてしまい、

地面に溝を作ってしまったり、

家の基礎にダメージを与えてしまったり、

地面に落ちた雨水が跳ね返り、

外壁を濡らして外壁を汚し傷めてしまったり、

もし万が一、外壁にひび割れがあれば

そこから雨水が侵入し

内部が腐食をしてしまうなど

より大事な住まいにダメージを与えてしまうのです。

 

そんなことになってしまっては、

長く住めなくなってしまいます。

 

雨どいが付いていなかった例を

お話をいたしましたが、

一部が壊れている場合でも同じ状況が

起こりうる可能性があるので

しっかりとメンテナンス、対応

を行ってください。

 

雨どいの不具合の見方

でも急にメンテナンスをって言われても

どうすればいいかわからないよ

という方も多いかと思います。

そんな方に簡単にご説明いたします。

 

まずは確認すべきところですが、

  • 軒どい
  • 雨どいを支える金具
  • 軒どいと軒どいをつなぐ継手と呼ばれる部分

こちらの3点が主に確認すべき箇所になります。


軒どい


軒樋の見るべき場所は曲がっていたり、

穴があいたりしていないか、です。

この写真のように、曲がっていると、

強い雨が降ったりしたときに

濡れてしまうことがあります。

また、こちらの写真のように

樋が開いているともうそこから雨が

落ちてしまいます。

 

上記のような軒どいの曲がり、

また、他にも穴があいている場合は

取り換えの工事が必要となります。

そのまま放っておくと

冒頭でお伝えしたように、

大事なお住まいに

深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。

 


雨どいを支える金具


金具と聞くとどこの部分か、と

疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

 

金具はこの下の画像のようについているもので、

雨どいを支える役割をしているものです。

※金具には他のタイプもあります。

雨どいを支える金具が曲がってしまうと

それは軒どいの曲がりに直結します。

 

また軒どいの水を竪どいまで運ぶための

勾配をつける役割も持っているのですが、

この勾配が上手くとれていないことがあります。

 

天候による影響や経年劣化など原因は

様々考えられますが、

上手く勾配が取れていなければ、

自分で直すのは難しいので専門業者へ

相談することをお勧め致します。


軒どいと軒どいをつなぐ継手と呼ばれる部分


屋根の周りに張り巡らされた軒どいは

当然ならば一本ではできていません。

 

何本かの軒どいを繋げて張り巡らされていますが、

その軒どいと軒どいの間をつなぐ部分を継手と言います。

 

軒どいと軒どいをつないでいるので、

この継手に不具合があると、

そこから雨水が垂れてきてしまいます。

 

この継手の部分に関しては、

少し外れている程度の不具合であれば、

近くのホームセンターで接着剤(雨どい用のもの)と

継手を買っていただいて、接着をすれば補修は可能でしょう。

 

よっぽどひどい場合は

業者に相談をしてみてください。

 

平均の相場と業者のご紹介

さて上記で確認すべき点はある程度、

わかって頂いたかと思います。

 

では、不具合を見つけた後、知り合いの業者がいない中、

どこに頼めばいいか、相場を含めてお伝え致します。

 

雨どい交換や修理の価格は雨どいの種類、

どれくらい補修するかによって変化してしまいます。

 

大体の金額でいくと

5万~60万
が相場といえるでしょうが

工事内容によってかなり金額が変化します。

 

大きい家で値段の高い雨どいを全交換となると

100万を超えることもありますが、

ごくまれな例でしょう。

 

雨どいは今までお伝えしてきた通り

屋根の近くにある設備になりますので、

足場を設置して工事することが多く、

その金額もプラスでかかってきます。

 

足場の上で作業をするには資格が必要で、

その資格取得者が工事を行いますので、

人件費もそれなりにかかってしまうのは

頭に入れておいてください。

 

お客様の中には

知り合いの大工もなじみの工務店もない方が多いです。

そこで、

どんな業者を使えばよいのか、

といことについてですが、

地域密着の業者はいかがでしょう。

 

それはなぜかというと、なにか不具合があったときに、

問い合わせればなにかしらフォローをしてくれるためです。

対応が遅いと家にダメージが多く残ってしまいます。

その中で、

埼玉県と茨城県を中心に密着していると言えば

清嶋工務店

です。

 

さらに清嶋工務店は住宅総合調査協会が認めた

職人が多く在籍しています。

 

年間1000件以上も施工をしていて、

その実績数を見れば信頼できる企業でしょう。

 

調査・見積り・施工に至るまで

丁寧に行うと共にいろいろな提案をしてくれて、

より大事な住まいを守るための

お力になってくれる工務店です。

 

また、

住宅総合調査協会という協会の会員工務店でもあり、

家のメンテナンスという点においては

まず間違いないでしょう。