住宅総合調査協会ブログ

コーキング材の基礎知識~雨漏り・雨樋・外壁の補修・修理について

急な雨漏りや雨樋のヒビ割れなどで、

ホームセンターで「コーキング材」を購入して

自身で補修や修理しようと考えている人は

たくさんおられます。

 

しかしコーキング材にはいくつか種類がありますので、

どれを購入すれば補修する部分に適しているのか

分かりませんよね。

 

とても安価で販売されていますし、

補修することができれば助かりますよね。

 

ここではコーキング材にはどのような種類があって、

どのように活用すればいいのかお伝えします。

 

ただしコーキング材で修理することは、

修理個所の特定が難しく、

また高所での作業になる可能性もありますから

難易度が高いと言わざるを得ません。

 

また近年注目されている

外壁がサイディングの家では、

必ずコーキングが施されていますから

要チェックなのです。

 

雨漏りや雨樋修理、外壁の補修については、

住宅総合調査協会にご相談頂くことを

おすすめします。

 

コーキング材ってなに?

ホームセンターでさまざまな物が

販売されているコーキング材。

 

シーリングやシリコーンとも

呼ばれています。

 

建築工事や屋根修理など

幅広いシーンで活用されているものです。

 

コーキング材はとても弾性に富んだ樹脂ですから、

固い外壁材などをつなぐ目地として活用することで、

外壁のひび割れなどを予防にすることができます。

 

また接着や穴埋めなどにも適しています。

 

また防水性に優れていますから、

簡単に雨漏りの補修などを行うこともできます。

 

自宅の外壁や屋根など

ひび割れしているような箇所に

コーキングを充填させれば、

雨漏りを防ぐこともできます。

 

コーキング材の種類を徹底比較~その特徴と用途

屋根や外壁の補修に

活用されているコーキング材ですが、

いくつかの種類があります。

 

その種類によっても特徴が異なっていますので、

使う箇所や用途も異なってきます。

 

ここでは代表的なコーキング剤を紹介し、

その特徴について説明します。

 

変性シリコン系

柔軟性の高い素材で、

外壁や屋根などあらゆる箇所に

使用されるものです。

 

ひび割れや穴埋めのために、

どのコーキング材を使って

いいのか分からないときには、

これを活用することが

一番無難であるといえるでしょう。

 

硬化した後は塗装することもできます。

 

耐久年数も10年から15年と優れているのが特徴です。

 

ウレタン系

耐久性の高いコーキング材で、

ひび割れやタイル目地など

幅広く活用されています。

 

硬化した後はゴム弾力性を持っていますが、

紫外線に弱いので

露出している外観やガラス廻りなどには

向いていません。

 

充填した後そのままの状態で置いておくと

ホコリを吸い付ける性質があるために、

硬化した後は塗装しておくといいでしょう。

 

油性系

油性系のコーキング材は、

充填後には表面に皮膜を形成するので

ホコリが付きにくくなっています。

 

そのため窓やドアなど

室内側に活用されることが

多くなっています。

 

表面は皮膜を形成し硬直しますが、

内部は硬化しないという特徴を持っています。

 

1成分型と2成分型の違い

ホームセンターでコーキング材を見ていると、

「1成分型」と「2成分型」

というものが存在するのが分かります。

 

「1成分型」はそのまま活用できる

コーキング材のことをいい、

一般向けであるといっていいでしょう。

 

「2成分型」はコーキングと硬化剤を

混ぜ合わせて活用する

コーキング材のことです。

 

プロが活用するもの

一般には適していません。

 

コーキング材を活用した雨漏り・雨樋・外壁の補修・修理について

雨樋にほんの数センチ程度の穴が

開いているような場合であれば、

コーキング材を活用して補修するといいでしょう。

 

ただし一般の方が

コーキング材を活用して補修や修理を行うことは、

あくまで一時的なものである

考えておかねばなりません。

 

大規模な破損やひび割れによって

雨漏りしているような場合、

その雨漏りしている箇所を見つけるだけでも難しく、

その場所に適切な補修をすることは

プロでなければなかなか難しいのなのです。

 

また修理を行う際には

高所で行わなければならないこともを多く、

一般の方にはかなり危険な作業となりますから

おすすめすることはできません。

 

コーキングが破損している状態とは

コーキングが破損している状態で放置していると、

そこから雨漏りしやすくなります。

 

コーキングが破損している状態とは、

剥がれたり破けたりして、

機能や役割を果たせていない状態を

いいます。

 

上記に掲載した写真が破損している例になります。

 

ただし「コーキングが破損している状態」と、

一般の方ではなかなか気付くことができないのが現状で、

多くは雨漏りが始まってから気付くことになります。

 

外壁がサイディングの家は要チェック

いま住宅建築で注目されているのが「サイディング」。

ノルウェーの木造建築から用いられている工法です。

 

このサイディングとは、

平たく長い板状の外壁を重ねながら

張り合わているのが特徴で、

必ずコーキングが施されています。

 

上記の画像がサイディングです。

 

つまり外壁がサイディングの家では

要チェックであるということがいえます。

 

雨漏りの原因は屋根より外壁からの被害件数のほうが多い

雨漏りが始まると、

屋根に原因があるとイメージする方が多いのですが、

 

実は調査をしてみると

屋根よりも「外壁」からの被害のほうが

多いことが分かります。

 

自分で修理しようとして、

屋根に登ってコーキング処理されるのですが、

いつまでも雨漏りがおさまりまりません。

 

私どもが調査をしてみると、

実は外壁の被害だったということが

多いのです。

 

雨漏り・雨樋修理・外壁の修理は住宅総合調査協会にご相談ください!

雨漏り・雨樋・外壁の補修・修理については

ぜひ住宅総合調査協会にご相談ください。

 

私たちはお客様のことを第一に考えて、

現場調査を行っています。

 

自然災害は火災保険の対象となり修理費が自己負担ゼロ円になることも

 

 

『風災・雹災・雪災』など

自然災害での被害であれば、

火災保険を活用して

住宅を修繕することができます。

 

自然災害による補修や修理は、

火災保険の対象となり

修理費が自己負担ゼロ円に

なることもあります。

 

住宅総合調査協会では、

火災保険に精通したスタッフが

年間で1000件を超える現場調査を

行っています。

 

現場調査は無料で行っており、

必要に応じて補修や修理の施工会社を

紹介しています。

 

もちろん保険適用にならないような

損害でなければ保険申請は行いませんし、

調査費用等も必要にはなりません。

 

基本的には

お客様の実費での施工はお断りしております。

 

保険が適応できない損傷や

認定金額が工事費に満たない場合であっても

追加費用はかかりませんのでご安心ください。

 

般的なリフォーム業者ではありませんから、

無理やり施工の契約を迫るようなことはありません。

 

あくまでお客様第一に考えていますので

ご安心ください。

 

保険会社から振り込まれた保険金のお支払いは

「工事完了後」になります。

 

お客様に施工箇所に問題がないことを

確認していただき、

ご納得していただいてから

工事代金をお支払いいただいておりますので

ご安心ください。

 

悪質な業者にご注意下さい!

住宅総合調査協会と似たような名前で

同じ内容の活動をしているけれど、

中には悪質な業者もいますのでご注意下さい!

 

そのような業者は当協会とはまったく関わりがありません。

ぜひお気軽に「住宅総合調査協会」までご相談ください!